忠建

LIFE IDEA

2020.11.10家づくりのスケジュール

建設会社を選びましょう ②建設会社の種類と特徴

家づくりの依頼先は、大きく分けると下記の3つに分けられます。

それぞれで特徴や持ち味が異なります。

一緒に家づくりを進めていく会社選びは「理想の家を完成させるパートナー選び」です。

会社のタイプをよく知り、自分が希望する家づくりにふさわしい依頼先を探しましょう。

 

■工務店

工務店とは、地元に密着した建設会社の事をいい、

設計から施工まで一貫した家づくりを行っています。

棟梁一人だけのところから、複数の支社を持つ会社まで規模や形態は様々です。

何か不具合が起きた時も迅速に対応してくれる事でしょう。

また入居後も、メンテナンスやリフォームが必要になった際、気軽に相談できるなど

地元ならではのメリットがたくさんあります。

また、長年にわたり地元で施工している会社は実績もあり信頼も厚いといえます。

工務店は木造軸組工法を得意としているところが多く、

基本的には自由設計で、施主の希望や条件に合わせて設計してくれます。

最近では新技術を導入したり、品質、性能の向上を図ったりし、ニーズに応えている

工務店もたくさんあるようです。

■ハウスメーカー

ハウスメーカーとは、全国の広範囲で営業する大手の建設会社のことをいいます。

仕入れ、設計、施工、アフターサービスまでシステム化し、一貫して行っていますが、

過程ごとに分業制をとっているのが特徴です。

また、住宅を商品化しているので、工期が短く、品質が安定しています。

標準仕様であれば比較的、割安かつ短期間で完成することでしょう。

基本的に規格化された住宅を販売していますので自由設計の場合でも

そのメーカーの採用する構造や工法を前提としたプランになります。

住宅展示場で実際の住宅を見ることにより出来上がりが想像しやすい事でしょう。

■設計事務所

設計事務所とは建築士の資格を持つ人が運営している事務所のことです。

一人で運営しているところから、スタッフが多数いるところまで規模は様々です。

設計事務所の仕事は基本的に設計と工事監理となり、施工は完全に分離しています。

ですから建築家が施主の希望を聞き設計をし、工事請負契約を結んだ工務店が

施工するというスタイルになります。

設計期間は6か月程必要となり、設計決定後に工務店に見積もりを依頼し、

選定した工務店と工事請負契約を結びますので、

家づくりの期間は1年程度みておきましょう。

工事期間中は設計事務所が監理を行います。こういった一連の設計、

監理業務に対して支払われる報酬は総工事費の10%~20%が目安になります。

設計事務所に依頼する最大のメリットは、100%オーダーメイドで

個性的な家が実現することです。

また、特殊な敷地、予算、希望など様々な条件をクリアして快適に過ごせる家を

提案してもらえます。

記事の一覧へ