忠建

LIFE IDEA

2020.11.10家づくりのスケジュール

建設会社を選びましょう ③建設会社選びのポイント

前項で述べたように家づくりの依頼先は、大きく分けると

工務店、ハウスメーカー、設計事務所の3つに分けられ、

それぞれで特徴や持ち味が異なります。

まず「自分が希望する家づくりにふさわしい依頼先はどこなのか」判断することが必要です。

家づくりの成功のかぎは「いかに相性のいい依頼先に出会えるか」にかかっています。

ですから建設会社選びには時間と労力を惜しまないようにしてくださいね。

建設会社選びのポイントには次のようなものがあります。

 

興味がある会社には積極的にコンタクトをとる

相性のいい依頼先に出会えるかどうかが家づくりには大変重要です。

気になる会社があれば積極的にコンタクトをとりましょう。

連絡をとりながら希望する家や、相性が合う相手を選択していきましょう。

 

■地元で長く根ざしていているか

優良な会社を選ぶ目安として大事なのが実績と評判です。

同じ土地で長年根ざしているのであれば、仕事のレベルも高く、信用もあるのでしょう。

施主のほとんどがOB客からの紹介という場合は優良であることが多いようです。

 

■実績、経験は豊富か

実績や経験が豊富な会社は何らかのトラブルが発生しても

これまでの経験から的確に対処してくれる事でしょう。

ただし、依頼先がいくら経験豊富であっても任せきりにせず、

自分たちでも勉強することも大切です。

 

■自分のイメージに合った設計・施工をしてくれるか

家づくりに関しての考え方は様々です。

それぞれの長所や短所を比較し、自分の希望、敷地、プランなどにあった

家づくりをしてくれる相手をしっかり見極めてください。

デザインにおいては気に入ったデザインの住宅が掲載されている

パンフレットや雑誌などを見せてできるかどうか確認するのも良い方法です。

 

■施工やアフターメンテナンスの体制が整っているか

頼む側からしてみれば、規模が大きい方が安心なのではないかと思われがちですが

一概に大手だから安心とはいえません。

小さな会社であっても丁寧に建物を造り、きめ細かいアフターサービスをしてくれる

ところはたくさんあります。

 

■信頼関係を築くことができるか

よく聞くことに「契約前まではよく来ていた営業マンが契約後は全然来なくなった」

ということがあります。そんな会社は言語道断です。

誠実な会社であれば何度も足を運んでくれることでしょう。

もちろん納得がいくまで何度も打ち合わせをしてくれるはずです。

じっくりとコミュ二ケーションをとり対応、会話、雰囲気などから自分と相性がいいのか

また信頼関係が築けそうか否か見極めてください。

 

■価格だけで決めない

他の会社より極端に安い価格を提示してくる会社は要注意です。

特に契約を急がせる場合は危険です。

後から追加工事で高くしたり、材料が粗悪品である可能性が考えられます。

信用のある会社を選びましょう。

 

■依頼先のOB客の家を見学する。

建築後、数年経過した家のOB客からの話はかなり参考になります。

数年後といえば住み心地、欠陥、故障、アフターサービスの対応などが分かる頃です。

また、仕事ぶりや予算などの話をきいてみるのもよいでしょう。

すべてを踏まえたうえで勧めてくれるのであれば、信用できる会社であるといえます。

 

■不安であれば早めに断る

契約をした依頼先であっても、「好みに合わない」「何かしっくりこない」

といった場合は思い切って断ることも大切です。

断るのであれば早い方がよいでしょう。引き延ばすとトラブルの元になります。

断る場合は、料金が発生する場合もあります。

 

<よくある失敗例>

家のデザインや性能に引かれて依頼先を決定。しかし、担当者と気が合わず、家づくりを楽しめなかった。

思い切って担当者を変えてもらえば良かった。

 

 

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