忠建

LIFE IDEA

2020.11.10家づくりのスケジュール

建設会社を選びましょう ⑤見積りとプランの比較検討をしましょう

見積もりを依頼した各社からそれぞれの見積もりを受け取ったら

比較、検討して依頼先を決定しましょう。

比較、検討する際には、単純に合計金額だけで判断するのではなく、

さまざまな観点から検討しなければなりません。

プランの内容やグレードなど同じ条件で依頼しても見積もり内容は、

それぞれ異なることでしょう。

わからないことは、依頼先に問い合わせ、きちんと納得してから比較、検討しましょう。

見積もりを見極めるポイントには次のようなものがあります。

■提出書類に漏れはありませんか?

 見積書とともに提出されるのが図面(平面図、立面図など)や仕様書などです。

 漏れがないか確認しましょう。

 見積もりを比較、検討するためには、工事費の内訳や図面が必要です。

 工事費の内訳を「一式」としか表示していない場合は明細書を

 プランの変更がある場合は図面を必ずもらいましょう。

■費用は予算内に収まっていますか?

 伝えた予算内でプランが作製されているか確認しましょう。

 予算からあまりにもかけ離れている場合はその理由を確認し、

 価格の根拠を明確に説明してもらいましょう。

 明確かつ迅速に答えてくれるかなどの対応も重要なポイントです。

■プランは納得できる内容ですか?

 提出されたプランの第一印象はどうでしたか?

 希望条件がプランに反映されていましたか?

 希望にあうプランであるかどうか内容を検討しましょう。

 図面は普段あまり見慣れないものです。分からないことは質問し、クリアにしておきましょう。

 また、価格はどうですか?プランとのバランスはとれていますか?

 「別途費用」となっている場合はいくらくらい必要になるのか確認しておきましょう。

■工事費の内容を確認しましょう

 見積書には、工事費用の総額が書かれており、

 明細書には、工事費の内訳や使用する材料・設備機器などが書かれています。

 同じ工事項目で金額を比較すれば、どこが一番安いか簡単にわかります。

 しかし、会社により見積もりの範囲内にどこまでの工事が含まれているかは異なります。

 見積書や明細書だけでは、工事内容の詳細はわかりませんので、

 提出された見積もりにはどこまでが含まれているのか詳しく説明してもらいましょう。

■依頼先が決定したら

相見積もりの結果、依頼先が決定したら、それ以外の会社にはすみやかに

お礼とお断りの連絡を入れましょう。

手間も時間もかけ提案してもらったわけですから感謝の気持ちを一言そえましょう。

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