忠建

LIFE IDEA

2020.11.10家づくりのスケジュール

工事負契約を結びましょう ①各書類の内容を確認しましょう

工事が始まる前に、選定した依頼先と「工事請負契約」を結びます。

これは「建設会社は依頼されたとおりの建物を建てて引き渡す」

「施主は代金を支払う」という内容の契約です。

工事請負契約時、一般的に提出される書類は次にあげるの4つの書類です。

すべて書類が揃っているか確認すると同時に、何度も熟読し、内容をしっかり確認しましょう。

不明な点があるにもかかわらず安易に捺印するのはやめましょう。

書類は2部ずつ用意し、双方が捺印、保管します。

契約時に提出される書類と内容は次のとおりです。

 

 

 

■工事請負契約書

工事内容、着工時期、完成時期、引き渡し時期、請負代金の額、支払い方法

履行延滞違約金等が記載されています。

 

■契約約款

会社によって内容は異なりますが、工事を遂行するにあたって起こりうる

さまざまなトラブルにどう対処するかなどを詳細に記載しています。

 

■設計図書

設計図書とは、建築に必要な図面一式のことをいいます。

建物の完成した姿がどのようなものかを図や文章で示しています。

 主に次のような図面や書類がありますので、それぞれが何を示しているのか理解しましょう。

 

 付近見取図  建設地の位置を表示
 配置図  敷地内の建物の位置や外構、土地の高低差などを表示
 平面図  各階の間取りを平面的に表示
 断面図  床、天井、軒、建物などの高さを表示
 立面図  建物の外観を、東、西、南、北、から見た4面で表示
 面積表  敷地面積、建築面積、延べ床面積、建ぺい率、容積率などを表示
 仕上表  外部、内部の表面仕上げ材の種類、メーカー、商品名、品番、色を表示
 仕様書  構造や工法、材料部品などの種別、等級、メーカーなどを文章や数値で表示

■本見積書

 工事内容ごとに仕様や単価、数量が詳細に明記された見積書です。

 

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