忠建

LIFE IDEA

2020.11.10リフォームコラム

その2 リフォームに不可能はない!?

リフォームで

『できないこと』

はあるのでしょうか?

 

極論を言えばできないことはありません。

 

ただ、リフォームは既存の家を手直しする作業ですので、

新築のように自由なプランができるわけじゃないんですね。

 

具体的に言えば、

『基礎や柱や梁といった構造や工法にはあまり手を加えることができない』

ということなんです。

もちろん、『絶対にできない』ということはないのですが、

そうなると新築を建てるのと変わらない、

もしくはそれ以上の費用がかかってくる可能性があるんですね。

ですから既存の建物の構造や工法により制約があり、

リフォームは不可能ではないけれど非常に難しい場合もあります。

『構造や工法を変更する』という事は、

リフォームの範囲を超えた工事になってしまいますが、

『柱を1本とる』

『壁を抜く』

といった工事は補強する事により可能になります。

そういった場合、既存の建物全体の構造がよくわかった業者じゃないとできないんです。

床をちょっと張り替えるくらいのリフォームなら、あまり技術能力を必要としませんが、

構造が絡んだ工事になってくると、経験を積んだ技術者じゃないとできないんですね。

ただ、その時に、よりスムーズに見積もり、工事を進めるにあたって、

既存の図面があると構造が分かりやすく、工事もスムーズに行えます。

ですから、もし図面を持っているようでしたら、

大切に保管してリフォームの際に業者に見せれるようにしておきましょう。

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