忠建

LIFE IDEA

2020.11.10リフォームコラム

その3 リフォーム? それとも 建て替え?

おじいちゃん、おばあちゃんや親の代から住み続けた家を

リフォームしたいと考えている人は多いようです。

思い出もいっぱい詰まっていますし、その家系の財産ですからね。

新築を建てるより低い予算でできるでしょうから、

上手にリフォームすれば法隆寺まではいきませんが、

長く住み続けることができます。

ここで、『どの部分までリフォームできるか』ですが、

基本的に外装、内装ともにほとんどの部分までが可能です。

しかし、外装や内装をきれいにしても構造部分に問題があるようであれば

リフォーム後も建物自体長持ちしません。

ですから問題がある場合は、まずそこを補修するように考えましょう。

構造に問題がないか確認するために

『老朽化』

『雨漏り』

『壁内結露』

『シロアリ被害』

などを調査してみてください。

老朽化をチェックする際に、新築時の図面等がそろっていればある程度は推測可能です。

しかし、図面等がない場合、現場での目視のチェックしかできないために、

壊してみないとわからない部分が多々出てきます。

リフォームの途中で追加工事を行わないといけない場合も出てきます。

そうなると、当初考えていた予算をオーバーすることも考えられます。

ただ、業者の人も今までの経験値から、

「ここはもしかしたら、こうなっているかもしれない」

というような予測がつく場合もありますので、

あらかじめ追加工事を想定した話し合いをしておきましょう。

その予算で納得して

『リフォームにするか』

『建て替えにするか』

といった判断をしましょう。

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